大阪市で発生したビル火災を受けて、緊急特別立入検査結果

寒暖の差が激しいこの頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

都内では桜が一気に咲き出しました。
コロナ禍でのお花見など、今まで通りにはいきませんが、皆さまには桜に癒されリラックスできればと思います。

イトルの件、当社Miyoshi通信vol.11 2022.3春号でもご案内いたしました、26人もの人が犠牲になった大阪北区のクリニック放火殺人事件を受けて実施した雑居ビルの立ち入り調査結果が国土交通省より発表になりました。

Miyoshi通信vol.11 2022.3春号

調査対象は、大阪の火災現場と同様に階段が一箇所しかない雑居ビルのうち、不特定多数の人が出入りするビル、過去に消防法や建築基準法の違反が確認されたビルなどを優先的に約1万棟に実施。

2月末までに済んだ集計結果は、雑居ビルの約2割(19.7%)が「防火不備」。

1985棟で炎や煙の流入を防ぐ防火扉がないといった、建築基準法違反、管理不備、また、防火扉の周囲に物があり閉じることができない状態や階段に物が置かれ避難に支障があるケースが見つかりました。

また、都道府県別にみたところ、東京都に法令違反、管理不備があった建物が441棟と最も多いことがわかりました。

大阪市北区ビル火災を受けた緊急立入検査の結果 ← 国土交通省発表の詳しい結果はこちらから2022.3.28付

火災は人の命をあっという間に奪ってしまいます。
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消防点検のサムネイル

出典:国土交通省ウェブサイト (https://www.mlit.go.jp/
タイトル:大阪市北区ビル火災を受けた緊急立入検査の結果←PDFはこちらから